保育士って独学で取れるのかな…

このような不安や心配を抱えている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、

保育士試験は独学でも十分に合格することができます!

この記事では、独学で保育士試験に合格した筆者の体験談などを紹介しますので、

少しでも、保育士を目指しているあなたの参考になれば嬉しく思います。

保育士を目指した理由

私は当時、無資格・未経験で、

「放課後等デイサービス(以下、放デイ。)」の職に就きました。

放デイには、配置基準というものがあり、その内の一つが保育士なんです。

1・2年のうちに先輩保育士が退職するということで、

会社にとっての自分の価値を高めたい。

また、子どもたちと日々関わり支援をする上で、より専門性を

高めていきたいと考え挑戦を決めました。

冒頭で、あえて動機を語ったのは理由があります。

これは保育士試験に限りませんが、資格試験の勉強は長丁場です。

時には、様々な誘惑に負け、または挫けそうになり

勉強をしたくない時もきっとあるでしょう。

このような時に、自分の中の合格したいという強い思いが

自分を支え、良い結果に導いてくれます。

何回受験した?

私は3回目の試験で合格しました。

保育士試験はまず筆記試験(2日間で9科目)に合格する必要があります。

1回目の受験の際は、挑戦を決めた段階で、どうしても2日目の試験が受験できないことが決まっていましたから、

1日目の科目を全て合格すると目標を立て、勉強を始めました。

結果は全て合格でした。

2回目の受験の際は、2日目の科目全て合格するつもりで頑張りましたが

1科目(「食と栄養」)だけ落としてしまいました・・・

2回の挑戦で保育士試験に合格するつもりでしたので、

とても悔しかったのを覚えています。

3回目の挑戦で残りの1科目に合格し、実技試験に進み無事に合格。

晴れて、保育士資格を取得したのです。

どんな勉強をした?

筆記対策

さて、本題です。

合格者はどんな勉強をしたのか、これがもっとも気になるところでしょう。

ジャーン(笑)

私は、この一問一答集(画像は最新のもの)1冊を徹底的にやりこみました。

正直テキストは(一応買いましたが)ほとんど読んでいません。

勉強を始めたのが試験の3~4か月前ということであまり時間がなかったというのもありますが、

個人的にはインプットよりアウトプットを重視する方が、

試験合格という目的を達成する上では効率的だと考えています。

徹底的にやり込むとは、単に〇なのか✖なのかで終わりではダメですよ。

例えば、✖の問題でもこういう表現なら〇になるなど自分なりに説明できるようになるまでやりこむという事です。

10周前後、問題集を回せば合格に十分な力が付いているのではないでしょうか。

たった1冊で本当に大丈夫?

このような疑問を感じる方もおられると思います。

特に完璧主義の方はその傾向が強いかもしれません。

保育士試験は6割取れれば合格です。

あなたの目標は、保育士試験で満点を取ることでしょうか?

違いますよね。

合格することです。


もう一度言います。

満点ではなく、6割取れる勉強を意識しましょう。

実技試験対策

実技試験は、音楽・造形・言語のなかから、2科目選択して受験します。

私は、絵が壊滅的ですので💦

消去法で、音楽と言語を選択せざるを得ませんでした。

どの科目を選ぼうが、配点に変わりはないので、各自、得意なものを選べばいいかと思います。

さて、どのような対策をとったかです。

正直、私の取り組み方は、かなり特殊なパターンだと思うのであまりおススメはしませんが…

まず、この1冊(画像は最新版)を購入しました。

3分間のお話をすることが課題ですが、当日は本などを持ち込むことはできません。

なので、要約した内容を暗記しておく必要があります。

この時に活用したのが上記の本です。

ほぼ書籍の内容を覚えましたが、

ただ、特にどこかで実践練習をするといったことはしませんでした。

弾き歌いの練習もしませんでした。

自宅にピアノがあったので練習はしましたが、歌うということがどうしても恥ずかしく、できなかったのです。

なので弾き歌いは、ほぼぶつけ本番でした。

確かに、子供のころにピアノを習っていたとか、年の離れた妹に読み聞かせをしていたとか、下地となる部分はあったと思います。

でも、いま改めて思うと、試験に臨む姿勢ではないですね💦

皆様はちゃんと練習をしてくださいね(笑)

実技試験当日

余談ですが、そんな私の実技試験についてです。

当日は音楽の試験からだったと記憶しています。

受験者は待合室に集められ。中にはギターを持参されている方もいましたね。

私は1番目で別室に呼ばれました。

とても緊張したのを覚えています。

順調に進めたつもりでしたが、1曲目の最後の最後で思いっきり音を外してしまいました。

間違えてませんけど?何か?みたいな顔で2曲目を始めましたが、

内心頭が真っ白でその後の記憶が全くありません(笑)

言語の試験は、音楽の結果を受けて、どこか吹っ切れていました。

逆にいい方向に力が抜けていたかもしれません。

自分では特にミスなく、完璧にやり切ったと思っています。

でも、ピアノ間違えちゃったし、もしかしたら不合格かもしれんな…と思いながら帰路につきました。

結果は、各科目50点満点中、どちらも30点。

両方30点以上で、合格ですので、本当にギリギリでしたね。

音楽の30点はともかくとして

言語も30点か…(もう少し良くない?笑)

保育士に求められるのは、プロ並みの演奏ではありません。

ミスをしないことより、音楽を止めなということが何よりも大切なのです。

途中で演奏を止めたり、弾き直したりすることはNGなんです。

そういった意味では、間違えたがそのまま続行したことが、ギリギリの合格につながったのでしょうね。

言語に関しては、きっとみられるポイントがあるのでしょうが、

自分は全くアドバイスをもらったこともないのでよく分かりません。

もう少し自信があっただけに(合格最低点なのは)なんでだろうなと、

今でも思っています(笑)

ちゃんと練習しなかったからじゃね…?

独学が不安な方へ

これまで述べてきた通り、保育士試験は独学で合格することはできます。

とは言え、決して楽な道ではありません。

それなりに大変です。

私は、経済学部の卒業ですが、福祉系大学の出身ですので、福祉系の科目も少しは履修していました。また、既に児童福祉の現場で働いていましたので、研修などを通じて、多少の知識もあり、全くの初学者とはいえない状況でした。

保育士試験は科目合格制度がありますので、一度合格した筆記科目は、原則3年間有効です。

ですので、私のように複数回で合格を目指すというやり方も可能です。

ただ、やはり目指すは1発合格。

そうなってくると、完全初学者の方は、より大変かもしれません。

以上を踏まえ、やはり通信教育を活用した方がいいなと感じる方、

筆記試験は独学だったけど、実技は一人では不安…という方もいるでしょう。

そんなあなたにおススメなのが、四谷学院の保育士講座です。

高い合格率に加え、実技試験の対策講座もありますよ。

通信教育を受講すると、独学よりどうしても費用がかかってしまいます。

ですが、結果何回も受験することになるのなら、最初から通信教育を受講するのは賢い選択です。余計な受験料やテキスト代もかかりませんしね。

また、これは、精神論になりますが、人間身銭を切った方が真剣にやるものです。

絶対1回で受かるぞという強い気持ちがある方や、自分は独学だと怠けてしまいそうだなと思う方は、通信教育を受講する方がいいでしょう。

独学よりプロに教えてもらうのが合格への近道なのは間違いありません。

私も実技試験に関しては、誰かにポイントを教えてもらいたかったです。

実技試験は落とす試験ではないといいますが、落ちる可能性は0ではありません。

資料請求だけなら無料なので

興味のある方は、まずは一度資料を請求してみてはいかがでしょう。

保育士試験合格を応援しています!

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