本日のお品書き

ポムお
本記事では、現金(資産)・借入金(負債)・受取手数料(収益)の3つについて学習していくよ。
借入金

㈱コーポ
うーん
事業を拡大するためには、
銀行からお金を借りないといけないな~
金融機関などからお金を借りた場合、「借受金」という勘定科目で処理します。
この場合、手元に現金(資産)が増え、借金(負債)も増えますね💡
資産の増加は借方・負債の増加は貸方に記入します。

現金が増えると嬉しいから左

借金が増えると悲しいから右

考えてみましょう
㈱コーポは、資金調達の為、銀行から10,000円を借り入れた。
- こちらから
正解!
不正解...
正解はこちらからです。
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では、借入金を返済した時はどう処理すればいいでしょうか。
借金(負債)が減りましたが、現金(資産)も減りましたね💡
負債の減少は借方、資産の減少は貸方です。

借金が減って嬉しいから右

現金が減ったのは悲しいから左

考えてみましょう
㈱コーポは、かねてから借り入れていた10,000円について、全額返済した。
- こちらから
正解!
不正解...
正解はこちらからです。
(借方)借入金10,000/(貸方)現金10,000
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受取手数料
お金を貸したら、当然手数料が発生しますよね。
手数料を受け取った場合は、「受取手数料」(収益)という勘定科目で処理します。
収益の発生は貸方に記入します。
ここまで、「嬉しかったら左・悲しかったら右理論」を提唱してきましたが、ここで疑問を感じる方もおられると思います。

受取手数料をもらって嬉しいはずなのに右(貸方)なの?
そう、自分が「おおむね正しい」という表現をしたのは、こういう場合があるからです。
※厳密にいえば、手数料を受け取ったことで、債権の請求権が失われた。=悲しい。と考えることもできますが
そんな話をしだすと、初学者にも分かりやすく考えるという趣旨から外れてしまいます。
その場合はこう考えましょう!
実際に、現金が増えて嬉しいよね。だから(借方)現金
空いている方には、一連の取引の対になる相手勘定科目を入れよう。
また、3級試験の重要なポイントですが
「小切手」というキーワードが出てきます。
小切手という勘定科目はありません✖
小切手を受け取った時は「現金」勘定で処理すると覚えましょう💡
以上を踏まえて考えてみましょう
㈱POM’Sは、手数料1,000円を送金小切手にて受け取った。
- こちらから
正解!
不正解...
正解はこちらからです。
(借方)現金1,000/(貸方)受取手数料1,000
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本日はここまでです。
勉強に際して、「ネットスクール出版」さんの、すいすい♪簿記 マンガみてGO!(今は古くなってしまったが)や「サックとうかる」テキスト・トレーニングにお世話になった。本ブログも、「サックとうかる」シリーズを参考にさせてもらいながら記事の内容を構成させてもらっている。
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こちらが、現在の最新版だと思うので、ぜひ参考にされたい。
バイバイ~👋
(借方)現金10,000/(貸方)借入金10,000